食歴①偏食、そして私は倒れた。

posted in: 過去の酷い食歴 | 0

私は「食のなでしこ」を名乗るには恥ずかしいほど無知で、元々すごく偏食でした。
これまでの懺悔と、これからの自分の食生活に責任を持つために、一度その「食歴」を書き出していこうと思います。

 

好き嫌いだらけの幼少時代〜高校生

思えば小さい頃から、私は食べられないものがたくさんありました。

食べられなかったもの一覧

ざっと書き出すと、

・柑橘系以外の果物全般
・ナッツ
・ドライフルーツ
・カレーに入っている野菜以外の野菜全般(特に白菜やネギなど「芯」っぽいもの)
・ポテトサラダ以外のマヨネーズ
・辛いもの
・とろけてないチーズ
・炭酸飲料全般
・イカ、タコなどの軟体系

「何が食べられるの?」と聞かれると、「パンと魚と肉です!(米もあまり得意ではない)」と答えていました。

 

スイーツでさえ食べられないものばかり

もちろんスイーツは好きでした。

だけど、果物とナッツが食べられなかったので生ケーキで食べられるのはチーズケーキ、モンブラン、チョコレートケーキ…と限られていました。
カラフルなタルトや、ごろりとナッツが入ったチョコレートは食べられない。

焼き菓子作りは小学生の頃から好きだったので、本当にプレーンで何も入っていないパウンドケーキやクッキーなんかはよく作って食べていました。
超インドアなので友達と遊ぶときもお菓子作り。
友達の家の冷蔵庫を勝手にあけて、「バターある!」「砂糖もある!」と発掘していって、親御さんのいない間にお菓子作りをしたり。(そして仕事を終えて帰ってきた友達のお母さんに「高いバターだったのに…」とつぶやかれてる。。ごめんなさい)

 

食への探究心はゼロ

本当に小さい頃にはもう少し食べられるものも多かったのですが、成長するに連れてどんどん食べられないものが増えていきました。

食に対する探究心もなく、「嫌いなもの入ってたらいやだなあ」と思いながら毎日消去法で食べられるものを食べている感じでした。

音楽に夢中だったので、バンドに健康は必要ないと思っていたのかもしれません。
将来食関係の仕事をしているなんて考えたこともありませんでした。

そんな偏った食生活で、大学受験のときは暴飲暴食に火がついていたので、最大限に太ってしまいました。

 

好きなものしか食べない一人暮らし

大学入学とともに実家を出て一人暮らしを始めると、ますます偏食は顕著になりました。
理由はたくさんあります。

 

そもそも料理があまり得意ではなかった

食事を作ってくれる人のいない生活の始まり。
私は弟が二人いて、両親も共働きだったので兄弟分のお昼ご飯を作ることくらいはありましたが、普通の料理はあまりやった事がありませんでした。

これを頑張ってやろう!となれば良いのですが、「嫌いなものがあるといやだなあ」と思いながら食事をしていた私にとって「一人暮らし」=嫌いなものを食べるリスクがなくなる!でした。

食べられるものが少ないので、スーパーに行っても買う野菜はいつも同じ。
玉ねぎ、人参、ジャガイモ(カレーに入っているもの)
安かったらお肉や魚を買う。

この材料でできるバリエーションはなかなか少なく、パスタとか煮物とか限られたメニューばかり作っていました。

 

東京の水が合わなくて外食できない

大学ではバンドサークルに入っていたのですが、入学してしばらくは先輩がいつもご飯を奢ってくれました。

外食自体、実家にいるときはほとんどしたことがなくて、例えばパスタひとつとっても「ミートソース」「ナポリタン」くらいしか知りませんでした。
だから「カルボナーラ」「ペペロンチーノ」はすごくかっこいいと思って最初の頃よく注文していました。

ですが、そうやって外食することが増えても、困ったことが起きました。

何を食べても美味しくないのです。

せっかく奢ってもらっている食事で、最後まで食べようと思う意志はあるのです。
でもなぜか、全然食べられない。気付いたらずっと噛んでいて、口の中のものがなくならない。

数日経って気付いたのは、水がまずいこと。

まずいことに気付いてしまうとそれが気になってまた食べられなくなりました。

今はもう慣れてしまっていますが、18年間田舎で育った私には、東京での外食はとてもハードルが高かったのです。
上京して初めて実家に帰った夏休み、近所の何の変哲もない定食屋さんのご飯が涙が出るほど美味しくて感動しました…水がこんなに食事に影響することを身を以て知った瞬間でした。

 

バンドサークルは酒を飲む

所属していたサークルはスタジオを持っており、そのスタジオでは22時まで練習できました。
そして、22時以降は基本的に交流会、飲み会。

大学近くの公園に缶ビールやチューハイ、飲み物を買って集まります。
食事はカップ麺や、今はなきampmのホットスナック

水がまずいと言いながら、こういったものは食べられてしまうという矛盾。

バイト以外の日はだいたいサークルに参加していたので、週3くらいはこんな夜でした。

学校のある昼間もコンビニで買ったものばかり食べていたことを思うと、本当に乱れた食生活。
一人暮らしの大学生ってこんなものなのかもしれないけれど、後先考えない自由を謳歌しまくっていました。

 

ひとつのものにハマるとそればかり食べる

乱れた食生活を咎める人など誰もいない。そんな一人暮らしの中で私が陥ったのは、「ひとつのものにハマるとそれしか食べなくなる」まさに偏食!ザ・偏食!の日々でした。

そしてハマるものがまた、ひどい。

ビーフジャーキー、サラミ、ポップコーン、スナイダーズ…

酒のつまみのようなものばかりです。

ビーフジャーキーにハマると、あらゆるコンビニやスーパーで売っているビーフジャーキーを買い漁り、常に鞄にストック。
数ヶ月経つとそれがポップコーンになっている。

まさにジャンキー。最悪の食生活。

スナイダーズのときはドンキホーテで買った特大サイズの箱入りで食べてました。
食事の感覚はどんどん薄れていきました。

 

そして私は倒れた

大学入学から3ヶ月経った頃、サークルのみんなで江ノ島にバーベキューに行きました。

明け方、バンドの練習があるからと私は一足先に帰宅することにしました。

が。
中央林間くらいまで戻ってきたとき急に吐き気とめまいに襲われました。

気付いたら途中下車していて(記憶がありません)、駅員さんに「救急車呼びますよ!」と声をかけられていました。

ちょうど後からきたサークルの仲間たちが見つけてくれて、家まで送ってもらってどうにか帰ったのですが、
倒れたその日は動くことができず、やっと「あれ?私疲れてる?」「なんかおかしい」と感じ始めました。

力が入らない。部屋の鏡で自分をみると、大学入学時に人生のピークまで太っていたはずが、なんだか痩せたなあという感じがしました。
一人暮らしの部屋には体重計もありません。

数日後、元気を取り戻してから体重計を買いに行き、上京して初めて体重を測ると、7キロ痩せていました。

本当に驚いた、というのが感想でした。

これまでの人生で、恋愛をしても風邪を引いても基本的に食欲が衰えたことなんてなかった私が、こんなに痩せるなんて。

大学受験でピークまで太っていたこともあり、最初はちょっと嬉しい気持ちもありましたが、その後も体重は落ちていく一方でした。
「さすがにまずいな」と思い、そこからはたまに体重を測るようになりました。

それでもまだまだ、私が食生活を本気で気にし出すのはとてもとても先のお話です。

 

 

Follow 山本 蓮理:

「夢見菓子」オーナー/2級フードアナリスト。 自身の生活改善から糖質制限を知り、実践。 夜に食べても太らない、低糖質&グルテンフリーの焼き菓子を研究することを決意する。 アルコール入り大人の焼き菓子ブランド「夢見菓子」にて販売中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です